サラリーマンADHDのための読書案内

発達障害、特にADHD周りの本のレビューです。未完の記事でも挙げてしまえ!をモットーに更新していきます。

メモ取りの規則を決めるだけで物忘れが相当解決する

「自衛隊に学ぶメモ術」

ミスお役立ち度 ★★★★★
空気読役立ち度 ★
仕事お役立ち度 ★★★★★
知識が深まる度 ★
本として面白度 ★★★★

※評価はその時の気分で左右される主観的なアレです。

自衛隊ってワードがADHDからも発達障害からも遠すぎる感じが満載ですが、不注意に悩むサラリーマンであれば絶対読むべき一冊です。

この数年、あまりの記憶力の悪さにメモを取りまくってたのでかなりメモ取りには自信があったのですが、本書を読んで愕然としました。

「メモは、読み返すためにある」

そらそうなんですけど、で、確かに自分のメモも読み返して使えるようにしてたつもりなんですけど、全く甘かったです。

  1. メモに規則性を持たせる
  2. 検索性をもたせる

おおおおーーー!なるほどぉおおおお!!
いや、不注意にまみれながら衝動性がちょいちょい発動するのでメモに規則性とか考えたこともなかったんですね。なので、私の手帳には

会議 1330 A→13時半からA会議室で会議
13半 A MT→13時半からA会議室で会議

って、同じ意味なのに違う言葉で書いてあったりしました。自分の事なのでどちらの意味でも理解できるしまあいいやって思ってましたが、メモとしてはこれではあかんのです。ちゃんと規則性をつけないといけないんです。

なぜか?

脳に処理をさせやすくするためなんですね。同じ体裁を取らないと、なにが書いてあるのか?って所から脳を回さなければいけない。規則性があればそこの部分をショートカットできるから無駄に疲れなくてすみます。無駄な動きが減ればメモから情報を読み取ることだけに専念できるのでミスも減ります。

これ読んで、やっとプレゼン資料の体裁を整えろ整えろと言われる訳も合点したんですね。
要は見てほしい部分だけに注目してもらうためだったのか!と。
→多分心ある会社さんでは新卒の時に教え込まれる事なのでしょう…わたしが新卒で入った某社はプレゼンスキルには無関心だったのです。ああ、これ20年前に理解しておきたかったわ。

とかレビューしといて自分のブログはこんなテキトーかよって思われそうで本当に恐縮ですがこれでも前よりはマシ…なんです…。(コンセプトに未完でもアップって書いてる時点で矛盾してる気もする)

と、とにかく、メモは規則性!!!です。
本書には上記に挙げた以外にも沢山のノウハウが詰まっています。
うまくメモが取れなくて悩んでいるとか、メモが散逸するなどお悩みがあるのであれば絶対読むべし、です。

自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)

自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)