道具で発達障害の困りごとを解決するには
「発達障害の子のための「すごい道具」」
ミスお役立ち度 ★★★★
空気読役立ち度 ★★★
仕事お役立ち度 ★★★
知識が深まる度 ★★★★
本として面白度 ★★
※評価はその時の気分で左右される主観的なアレです。
主に子供向けのお悩み対策本なのですが、大人に応用できるネタも結構あると思います。また、なにかができない時にどう捉えて対応したらいいのか?って考えるきっかけが作れると思います。
で、この本結構いいなあと思ってたんですが、「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」を読んでちょっと見方がかわりました。本書(道具のほう)で紹介されている時間管理ツールでの管理手法とか、自閉症の当事者である「僕」には苦痛で仕方がなかったって書いてあるんですね。
当事者でない人が良かれと思って差し伸べた手が必ずしも正しい答えではない事があるんだな、と。
これかなり難しい話だと思っていて、うまく行かなくて解決策も自分で思いつかないような場面で誰かから助けてもらえるとすごく助かると思うんです。
ですが、助けるほうが考える「答え」が明後日な場合には助けるどころか迷惑になるという…。これ、常に頭に入れておきたいと思います。
こちらもおススメ(そのうち紹介書きます)
- 作者: 東田直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る