大人になってから発達障害と診断されるまでの短くて長い道のり
「おとなの発達障害かもしれない⁉︎」
ミスお役立ち度 ★
空気読役立ち度 ★
仕事お役立ち度 ★
知識が深まる度 ★★★
本として面白度 ★★★★★
※評価はその時の気分で左右される主観的なアレです。
当時者である本職の漫画家さんが書いているので絵がかわいいです。加えて監修ではなく本人談なので日々の困りごとの表現にひじょーにフィット感を感じる一冊。
前半は診断に至るまでの道のりと、後半はコンサータ服用実録やもろもろ困りごと克服。
本筋ではないですが、この方の部屋を綺麗に保つためのノウハウは目からウロコです。
ずーっとずーっとずーっと悩んでいたことが「発達障害かも」という切り口から徐々に解決していく。定型に生まれ変わるわけではもちろんなく、今の自分を受け入れてあげながら新しい視点で生き方を変えていく姿がすてきでした。どうやら発達障害ぽいしなんか日々辛いんだけどどこからなにをしたものやら…って人が読むといいと思う。症状についての解説も、専門書の引用ではなくそこから自分に引き寄せて解説していて、「自分が」悩んでいるって人にとても理解しやすい描写だと思う。実際私はよくわかりました。
羨ましいのは好きなことに過集中できることで、そのせいで体調もグダグダになってしまっているのを差し引いても好きな仕事ができるってら羨ましいなあ…とふと思ってしまったり。(本人は超絶苦しんでたと思うのでこの書き方自体アレなんですけど)
と、ここまで書きましたがなんかうろ覚え感満載なのでまた加筆します。
2018/3/21 加筆 ご本人のブログはこちら→
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